「上書き保存」と「名前を付けて保存」

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「上書き保存」と「名前を付けて保存」

今、公民館の講座で取り組んでいるのはオリジナルのギフトバッグ。A4サイズの用紙2枚に型紙を作って切って貼ってひもを通してできあがりです。

最初に型紙を描いていきますが、Wordには簡単に図形を描ける機能がついていますので、こういった四角形の組み合わせでできるものは、案外簡単に描けます。

そしてここが大事。

型紙ができたなら、そのファイルを絵柄を入れる前に「名前を付けて保存」しておきます。そして絵柄を入れたあとにも、新しく「名前を付けて保存」します。

普通はすでにあるファイルに追記をしたら、「上書き保存」をしますよね。けれども、それをしてしまうと、最初に保存した絵柄の入っていない型紙がなくなってしまい、絵柄の入ったものだけが保存されていることになります。ということは、同じ型紙で別の絵柄のものを作ろうとすると、

A.最初から型紙を書き直す
B.絵柄の入った型紙から絵柄を消して新しく別の絵柄を入れる

のどちらかです。

どっちも面倒ですねー。Bは簡単そうに見えますが、絵柄を消そうとして型紙の枠線を消してしまったり、うっかり型紙の四角形を動かしてしまったり、失敗も少なくありません。

絵柄の入っていない型紙を保存し、絵柄を入れたものには絵柄が何かわかるような名前を付けて保存しておくと、新しいものを作りたくなったら、絵柄の入っていないファイルを開いて作業を始めると、効率よく柄違いの作品ができあがるのです。

面倒な型紙づくりが済んだ講座生の皆さんは、絵柄を入れ替えて新しい作品を作るのが楽しくて仕方ないようで、2週間ぶりの講座にはいくつも柄違いの作品を持参されていました。

オリジナルって楽しい!

ちょっとした工夫で、楽しいところだけを繰り返し。です。


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